トージシャ Studies ホウレンソウ

ー私が自分の人生の主人公になるー 問題を自分に引き受けたとき、人は当事者になれる。自分のニーズを掘り起こし、発信できる「当事者」になるために日々奮闘しているマインビーストのメンバーの日報です

自分の楽しみを見つけるとは?

自分の楽しみを見つけようとよく言われる。

人に認められることを期待しないこと。また、人がどうであれ、自分で楽しめることが大切だと。

私には趣味はないし、人付き合いも苦手だ。面白いことがあっても誰かと共感できないと「つまらない」と思ってしまうし、伝えて相手が興味を示さないと後悔する。

そんな思いをするのも嫌なので、人とは当たり障りのない関係を持ち、ひとりで本を読んだりネットを見たり。でもそれだけでは寂しかったり、楽しそうにしている人たちを羨んだり。

特に自分で楽しいことをどんどん深めていく人には強烈に嫉妬してしまう。

そんな私だったが、ふと「葉っぱかわいいよな」と気が付いた。

春先から雑草が気になって、名前調べを始めた。辞典を見てもパッと分かるものもあるし、見当もつかないものもある。始めは草花と名前が繋がるだけで面白かったがすぐ飽きた。それでも気になるので眺めていると、気が付いた。私は名前を知りたいのではないんだ、と。

「形が可愛い」「色がキレイ」とその葉っぱや花自体に興味を持っているんだと。

名前は分かっても「成る程~!」と思うものは少なくて「???」由来を読んでも全然興味がわかないものも多い。自分で好きな名前を付けようとしてみたが、それすら覚えられない。せめてタデ科やキク科など科や属で見分けられるようになればと思ったが、それも多種多様なのだ。

「葉っぱが可愛い」というコンセプトの本があって、そういう風に楽しめばいいんだととっかかりになった。私の好みとはちょっと違ったけどね。そりゃそうだろう。

私なりの「好き」で観察するっていうのが「依存しない楽しみ方」なんだろうと得心した。

除草されて、何もなくなったところから新芽がでてくるのって無性にかわいい!