トージシャ Studies ホウレンソウ

ー私が自分の人生の主人公になるー 問題を自分に引き受けたとき、人は当事者になれる。自分のニーズを掘り起こし、発信できる「当事者」になるために日々奮闘しているマインビーストのメンバーの日報です

そういう風にできている

快楽を求める―元々脳はそういう風にできている。
ホモ・サピエンスは25万年前に現れ、現在に至っているらしいが、脳の容量は150万年前からあまり変わっていないという。
猿人から人類と呼ばれるようになる脳の気質変化を起こしたのも、何か興奮することがあったのではないかな?
それは、自分たちで火を起こせると気が付いたとか、発話によってコミュニケーションができると分かったとか、今まで経験したことのないことができるようになるワクワク感を共有できることだと思う。

新しいモノや情報が次々と発売、発信され、世の中が活気に満ちていたときを知っている。
その空気感が今の自分に大きく影響しているんだなぁとつくづく感じた。
今までなかった魅力的なものが現れてきて、それを自分で手に入れられなくても、見るだけでワクワクする、あの感覚。
これって猿人から人類への変化の原動力に似ていると思った。
モノが溢れて、新しいといっても、今あるものの新バージョンというのと、見たことがないものに触れるというのと、そのワクワク感は全く違う。
全く新しいモノとの出会いだからね。それらの完成度とか美しさはそれほど求められない。その「今までにないモノを作り出した」というエネルギーというか創造性の部分に感動するんだと思うんだよね。
なので、後から見て「ダサい」と思うものもある。後から講釈をつけることもできるけど、その出現した時の時代背景だとか、肌感覚を持っていないと、そのモノの本当の意味は分からないよね。